Pudgy Penguins、ソラナでPENGUトークン公開とエアドロ実施

非代替性トークン(NFT)コレクション大手Pudgy Penguinsは17日、ソラナ(SOL)上に暗号資産(仮想通貨)PENGUトークンの公開およびエアドロップを開始した。
Pudgy Penguins関連NFTの保有者、特定NFTの保有者、イーサリアム(ETH)やソラナの古参ユーザーなどがエアドロップの対象ウォレットとなっており、その数は700万を超えているという。
エアドロップは、公式の請求サイトと仮想通貨ウォレット(EVM系とソラナ系)を接続することで請求可能だ。ただし請求期限は、3月15日までとなる(未請求分はバーン)。
PENGU価格は1日で50%以上急落
PENGUトークンは、バイナンスやバイビットなどの中央集権型取引所(CEX)やジュピターなどの分散型取引所(DEX)で売買できる。
同トークンの総供給量は約888億枚。エアドロップには、その半分強となる約448億枚が割り当てられている。
そのため同トークン価格は、エアドロップの請求開始後から執筆時点までに59%の急落を見せている。また、請求作業がうまく動作しないことや請求サイト自体が攻撃に晒されるなどの事例も発生している。
さらに、「偽の請求サイト」なども出回っている。
Pudgy Penguinsのルカ・ネッツCEOは、「請求を急がず、請求元のリンクを3回確認し、接続する前に、当社のDiscord、私のXアカウント、メインアカウントを参照してください。」と警告した。
Pudgy Penguinsについて
Pudgy Penguinsは、ユニークなペンギンをテーマとした有名NFTコレクションだ。
2021年7月に8888体限定でローンチされ、NFTマーケットプレイスOpenSeaのランキングでトップを記録したこともある。
その後は、Web3ゲーム「Pudgy World」の開発、物理的なフィギュアやおもちゃを販売する「Pudgy Toys」も展開し、IPブランドとしての地位を着々と確立してきている。
12月初頭にPENGUトークンの公開とエアドロップの実施を発表したことで、同NFT価格は2倍以上に上昇していた。しかしエアドロップ開始後は、過去24時間で50%近くの下落を見せている。