マスク氏の「スーパーアプリ」構想、仮想通貨統合は不可避か

ビットコイン(BTC)
暗号資産ライター
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スカイブリッジ・キャピタルの創業者アンソニー・スカラムッチ氏は30日、イーロン・マスク氏が計画する「スーパーアプリ」に暗号資産(仮想通貨)が統合される可能性が高いとの見方を示した。

同氏はSaxo Bankとのインタビューで、マスク氏がどのような形で仮想通貨を取り入れるかは明言しなかったものの、その統合は避けられないだろうと強調した。

マスク氏の野心とXの金融戦略

マスク氏は長年、Xを「すべてが揃うアプリ」と位置づけ、特にX Paymentsや広範なX Money構想を通じて「世界最大の金融機関」を目指す野望を示してきた。

昨年10月に買収が成立する3週間前、「ツイッターを買うことは、X、すなわち『スーパーアプリ』を作るための加速装置だ」とツイートしている。

スカラムッチ氏は、自身がSpaceXとxAIの投資家であり、X経営陣と継続的に対話していることを、今回の予測の根拠として挙げている。

現在、X Paymentsは基本的に法定通貨による送金を想定しているが、新しい仮想通貨も追加される可能性がある。Xは米国内25州ですでに送金ライセンスを取得している。

ただし最新情報によると、マスク氏自身は2023年12月の時点で仮想通貨について考える時間は「ほとんどない」と述べており、統合の時期は不透明だ。

技術、規制、市場が後押しする仮想通貨統合の可能性

マスク氏が構想するデジタルライフの一元化には、シームレスな金融取引が不可欠であり、仮想通貨はその実現を助ける重要な要素となる可能性がある。

ビットコイン(BTC)の高騰や仮想通貨市場の拡大を背景に、Xが国境を越えた支払いやクリエイターへの収益化にデジタル資産を活用する戦略的動機は高まっている。

情報筋によると、X Moneyは取引コストの削減と処理速度向上のため、ビットコインや他の仮想通貨、ステーブルコインをサポートする機能を実装する可能性がある。

規制の壁とグローバル展開の課題

一方で、X Paymentsは米国全50州からの完全な承認を得ずにサービス開始を進めていると報じられており、これは規制当局のハードルを回避しようとするマスク氏の挑戦的なアプローチを示している。

しかし、中国で国家支援を受けて支配的地位を確立したWeChatとは異なり、Xの仮想通貨統合は従来の銀行インフラが十分整備されていないグローバル市場をターゲットにすることで、競争優位性を確立できる可能性がある。

注目すべき点として、2025年3月にはマスク氏のAI企業XAIがX社を買収したと発表された。

この統合により「XAIの高度なAI能力と専門知識をXの膨大なリーチと組み合わせることで、莫大な可能性を解き放つ」とマスク氏は述べており、この動きがスーパーアプリ構想とどう連携するか注目される。

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