メルカリとコインチェックが提携、アプリで仮想通貨拡充へ

フリマアプリ大手のメルカリの子会社であるメルコインと暗号資産(仮想通貨)取引所のコインチェックは5日、仮想通貨取引サービスの拡充に向けた業務提携を明らかにした。
この戦略的パートナーシップにより、メルカリアプリの利用者はコインチェックが提供する広範なデジタル資産にアクセスできるようになる。
これまでメルカリのサービスでは、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)の3銘柄のみが提供されていた。
メルカリアプリで多様な仮想通貨取引が可能に
今回の提携は、メルカリのプラットフォーム上の限られた仮想通貨の選択肢に対応するものだ。
コインチェックが扱う多様なアルトコインやステーブルコインなどが加わることで、利用者の選択肢は大幅に広がる見込みだ。
メルコインを仲介役として活用することで、口座開設から取引までが一貫してメルカリのプラットフォームで完結する。
両社は共同で、日本国内の仮想通貨市場の成長を促進していく方針を同時に表明している。
これにより、顧客体験の向上と新規顧客の獲得が期待される。
具体的な新規取扱銘柄は現時点では公表されていないが、コインチェックが扱う全銘柄が対象となる見込みだ。
両社の強みを活かした市場拡大戦略
メルカリアプリは日本で高い普及率を誇り、コインチェックにとっては広大なユーザー基盤へ事業を拡大する好機となる。
一方、コインチェックが持つ仮想通貨取引の専門知識は、メルカリのエコシステムに新たな価値をもたらす。
この提携は、安全で利便性の高い仮想通貨サービスを重視する日本の規制枠組みにも沿った動きだ。
両社は協力することで、デジタル資産に対する消費者の関心の高まりを捉えることを目指している。
サービスの統合は2026年前半を目標に進められる予定だ。
この協業は、アクセシビリティと資産の多様性を重視する仮想通貨業界におけるエコシステム連携の広がりを反映している。