「自称IQ276」の韓国人男性、全資産をビットコインに変換か

自称IQ276の韓国人男性キム・ヨンフン氏が9月30日、保有する全資産をビットコイン(BTC)に変換したことを明らかにした。
同氏は「ビットコインは未来の経済にとって唯一の希望」と主張し、今後10年で価格が少なくとも100倍に成長すると予測。
一方で、同氏のIQ記録については専門家から疑問が呈されている。
企業や国家によるビットコイン導入が進み、機関投資家の関心が高まる中での発表となった。
IQ記録の信憑性に疑問
キム氏は「世界最高のIQ記録保持者」を自称しているが、この主張には専門家から疑問の声が上がっている。
標準的なIQテストでは160を超えるスコアを正確に測定することは困難とされ、276という数値は科学的に考えにくいと指摘されている。
報道当初は1978年のギネス世界記録保持者キム・ウンヨン氏と混同される情報もあったが、後にキム・ヨンフン氏であることが判明した。
同氏は自身のSNSプロフィールで記憶力のグランドマスターとも名乗っているが、この資格を客観的に証明する情報は確認されていない。
主張の根拠となるIQ記録の信憑性が低いことは、発言全体の信頼性を損なう要因となっている。
市場への影響と著名人との関係性
キム氏の発表は暗号資産(仮想通貨)関連のニュースメディアで急速に拡散した。
一部のメディアは同氏の経歴を無批判に報じた一方、専門家が同氏のIQ主張に異議を唱えている点に言及する報道も見られた。
同氏はアメリカン・ビットコイン社のマット・プルーサック社長と面会した写真を投稿している。
プルーサック氏はトランプ大統領の家族とも関係があるとされる人物だ。
これは仮想通貨コミュニティの著名人との関係性をアピールし、自身の信頼性を高める狙いがあるとみられる。
過去にはイーロン・マスク氏のおすすめ仮想通貨への言及で価格が大きく変動した事例もある。
著名人を自称する人物による支持表明は市場心理が価格に大きく影響する仮想通貨市場において一定の心理的影響力を持つ可能性がある。
キム氏の100倍成長という予測は極端なものだが、ビットコインの今後の動向を占う上で様々な意見の一つとして注目されている。