GMXSOL、ソラナ基盤のRWA市場を開設|永続取引が可能に

GMXSOLは16日、ソラナ(SOL)ブロックチェーンを基盤としたリアルワールドアセット(RWA)永続契約市場を開始した。
この市場は、米国の主要株式やETFを暗号資産(仮想通貨)と同様にオンチェーンで取引できる仕組みを提供し、従来の金融市場と分散型金融(DeFi)の橋渡しを目指している。
従来の株式市場における取引時間の制約を超え、24時間365日稼働する取引環境が整備された。
チェーンリンクとChaos Labsによる基盤強化
GMXSOLのシステムでは、チェーンリンクのオラクル技術を活用してリアルタイムの価格データを提供する。
37の異なるブロックチェーンに対応するデータストリーミング機能により、従来課題とされてきた市場外時間帯での価格の遅延や乖離を解消している。
また、Chaos Labsがリスク管理パラメータを設計し、担保要件や清算条件を最適化することで、急激な価格変動にも耐えられる安定した取引環境を整えている。
これにより、個人利用者のみならず、信頼性を重視する仮想通貨投資家にとっても利用可能な水準の市場が構築された。
DeFiと伝統市場の融合拡大
市場背景として、米証券取引委員会(SEC)のポール・アトキンス委員長が「Project Crypto」を通じてブロックチェーン技術の資本市場統合を打ち出したことがある。
世界的にも資産トークン化の市場規模は2030年までに30兆ドル規模に達すると予測されており、今回の取り組みもその流れの一端を担う。
8日時点でオンチェーン上のトークン化資産総額は254億ドルを超え、過去30日間で保有者数は17%以上増加した。初期の稼働データでは取引量や流動性が増加しており、市場の受容が進んでいる様子がうかがえる。
アナリストは、この統合によってDeFi市場の対象規模が拡大し、従来は規制やインフラの制約でアクセスできなかった機関資金が流入する可能性を指摘している。