Crypto.com、英VisaカードがGoogle Payに対応

暗号資産(仮想通貨)プラットフォームのCrypto.comは24日、英国で発行されたVisaカードがGoogle Payに対応した。
利用にあたっては、Googleウォレットに追加する前に、Crypto.comアプリ内でカードが有効化されている必要がある。
この機能は現在、英国のカード保有者のみを対象として提供されている。
Google Pay対応による利便性の向上
この開発は、英国市場における決済ソリューションの戦略的な拡大を意味する。
物理的なカードを持ち歩くことなく、スマートフォン一つで暗号資産(仮想通貨)保有分を日常の買い物に利用できるようになるからだ。
これまで英国のユーザーは、物理カードの使用や限定的なデジタルウォレットの選択肢に限られていた。
Googleの確立された決済インフラを活用することで、こうした障壁を取り除き、ユーザビリティを大幅に向上させる狙いがある。
今回の動きは、欧州連合(EU)や湾岸協力会議(GCC)諸国での同様の展開に続くものだ。
業界全体で進む、仮想通貨と従来の金融インフラを橋渡しするトレンドに沿った取り組みといえる。
この流れは今後、多くの仮想通貨取引所が追随する可能性がある。
設定方法と技術的要件
今回の統合により、英国のユーザーはAndroid搭載のスマートフォンを使用して、店舗やオンラインでの支払いをより手軽に行えるようになる。
同社は、この新機能が情報の保護においても多層的なセキュリティを提供すると説明している。
ユーザーは2つの方法でカードをGoogle Payに追加できる。
Crypto.comアプリから「Google Payに追加」を選択して指示に従うか、Googleウォレットアプリから直接設定を行う方法だ。
これにより、ビットコインを含む様々な銘柄の利用がより身近になるだろう。
技術的な要件として、Android 5.0(Lollipop)以上を搭載したデバイスが必要となる。
店舗での非接触決済を利用する場合は、デバイスがNFC(近距離無線通信)およびHCE機能をサポートしている必要がある。
なお、カードの発行は英国金融行動監視機構(FCA)の認可を受けたForisGFS UK Limitedが行っている。
同社は、第三者のウォレットに関する問題には責任を負わないとし、カードのデバイスへの提供を承認または拒否する権利を留保している。