21シェアーズ、28日にSEI現物ETF申請|アルトコイン競争激化

資産運用会社21シェアーズは28日、米証券取引委員会(SEC)に対してSei(SEI)の価格に連動するETFの設定を目指すS-1登録申請書を提出した。
CF ベンチマークスが提供するCF SEI-Dollar Reference Rateを基準とするパッシブ運用型の金融商品で、Coinbase Custody Trust Companyが保管業務を担当。
同社は規制当局が承認すれば将来的にステーキング機能の導入も検討しているものの、現時点では法的リスクを理由に実施していない。
Canary Capitalとの競争本格化
21シェアーズの今回の申請は、カナリー・キャピタルが4月に同じくSei ETFの申請を行ったことに続くもの。
カナリー・キャピタルの申請書ではステーキング機能を明示的に含める内容となっており、21シェアーズとは戦略面で違いを見せている。
両社の申請に加え、ビットワイズ、グレイスケールといった大手資産運用会社もソラナ(SOL)を対象とするETFを申請。
暗号資産(仮想通貨)業界ではビットコイン(BTC)やイーサリアムETFの成功を受けて、アルトコイン商品への拡張が進んでいる。
Bloomberg の分析では、こうしたアルトコインのETF承認確率を90%以上としている。
ステーキング機能と規制環境の変化
21シェアーズのSei ETF申請書には、規制当局が法的・税務的な要件に準拠すると判断した場合に、保有するSEIの裁量的ステーキングを許可する条項が含まれている。
現在スポンサーはステーキングを承認していないとしつつも、将来的に法的に許容されると判断されればリキッドステーキングトークンの活用を検討する方針を示した。
SECは5月の企業金融部門の見解で、一部のブロックチェーンステーキング活動は証券の提供に該当しないとの立場を示しており、ETFでのステーキング承認に向けた期待が高まっている。
また報道によると、SECは申請から75日以内に正式な異議がなければ自動承認する簡素化した承認プロセスの導入を検討しているという。
現在のSEI価格は約0.30ドルで取引されており、時価総額は約18億ドルとなっている。
SECは今回の申請についてまだコメントしていない。