ライトコイン(LTC)、価格が15%急騰|ミームコインと主張

ライトコイン(LTC)は14日、「現在の市場状況により、私は現在ミームコインであると認識しています」とX(旧Twitter)で宣言した。
この宣言は、ミームコイン人気が高まる中で行われ、価格が15%急騰した。市場の注目を集める戦略とみられる。
ライトコインのミームコイン宣言が話題に
ライトコイン(LTC)とは、2011年に元Googleエンジニアのチャーリー・リー氏によって開発された暗号資産(仮想通貨)だ。
ビットコインを基にしていて、主に日常的な決済手段としての利用を目指している。
ライトコインは公式Xアカウントの投稿は瞬く間に拡散され、仮想通貨コミュニティ、特にミームコインコミュニティで大きな話題となった。
ドージコイン(DOGE)公式アカウントも反応し、ライトコインをミームコインファミリーに歓迎した。さらに、ライトコインの新しいマスコットをコミュニティに提案するよう促した。
この投稿に対して、ライトコインは真剣なのか冗談なのかという議論が巻き起こった。
一部ユーザーからは「すでにミームコインだろ」という指摘もあったが、ライトコインは「今はライフスタイルの選択」とユーモラスに返答。
ユーザーとのやり取りがさらに注目を集め、市場の関心を高めた。
価格急騰、ミームコイン人気に乗れるか?
ライトコイン(LTC)のミームコイン宣言後、価格は15%急騰し、24時間で大幅な上昇を見せた。取引量も96%以上増加し、約1.64ドルに。
これはここ最近では初めての活況であり、過去1週間で14%以上の利益を維持していることから、強気のセンチメントがうかがえる。
この価格上昇は、Coinbase、Robinhood、Upbitといった主要取引所にぺぺコイン(PEPE)が上場された直後というタイミングも影響している。
ぺぺコインの価格は83%急騰し、その勢いはドージコイン(DOGE)やボンク(BONK)など他のミームコインにも波及。
ライトコインの戦略的なツイートは、このミームコイン人気に乗るためのものとみられる。
ボリンジャーバンド指標や相対力指数といったテクニカル分析からも、ライトコインの価格上昇の兆候が見られる。

IntoTheBlockのデータによると、短期保有者の残高も31%増加しており、市場センチメントは強気に転換しているようだ。

現在の勢いが続けば、ライトコインは100ドルの壁を突破する可能性も秘めている。