NTTドコモ、世界初のNFT搭載レースゲーム「GT6551」を発表

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暗号資産ライター
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株式会社NFTドコモは20日、複数の非代替性トークン(NFT)を組み合わせてレーシングマシンをカスタマイズできるブロックチェーンゲーム「GT6551」を2025年春に提供開始すると発表した。

同社は2022年12月にブロックチェーン技術を手がけるNTT Digitalを設立し、2024年3月には暗号資産(仮想通貨)ウォレット「scramberry WALLET」をリリース。大手企業のNFT市場への参入が加速する中、ゲーム分野での新規事業を展開する。

世界初のNFTカスタマイズ機能

本ゲームは、イーサリアム規格ERC6551を採用し、複数のNFTを一つにまとめて独自のアイテムを作成できるのが特徴だ。ユーザーは「部品NFT」でマシンの性能とデザインを調整し、「ドライバーNFT」で操縦者を設定できる。

部品NFTには、サスペンション、ボディ、タイヤなどの「部品NFT」と、燃費、加速、ハンドリング、最高速度などの「性能NFT」が用意されている。

これらを組み合わせることで、独自のレーシングマシンを作成することが可能。作成したマシンはユーザー独自のコレクションとして所有でき、各パーツの売買も可能となっている。こうした複数NFTによるカスタマイズ機能を持つゲームの提供は世界初という。

メタバース空間での展開

ゲームはドコモのメタバースサービス「MetaMe」上で展開。最大4人でのマルチプレイに対応し、3D視点のレースコースでドリフト走行や加速アイテムを駆使して競争する仕様だ。

レース画面は「MetaMe生放送」などのプラットフォームで配信が可能。「観戦者モード」の映像を配信画面に表示させることで、観客がアバターとなってレースを観戦、応援することもできる。配信にはOBS(Open Broadcaster Software)などのソフトウェアが必要となっている。

段階的なサービス提供

2025年1月29日からベータ版の提供を開始。ベータ版ではデフォルトマシンでのレース体験が可能となるが、NFTによるカスタマイズは春の完全版リリース時から利用できる形式となっている。

同社は本ゲームを通じて「MetaMe」の利用拡大を進めるとともに、新たな技術開発やサービス展開を行うことで、Web3の普及と社会実装の加速を目指すとしている。

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