米仮想通貨インデックスETFにHYPEが初採用、SOLに次ぐ

資産運用会社のハッシュデックスは1日、同社の暗号資産(仮想通貨)インデックスETFにハイパーリキッド(HYPE)を新たに追加した。
厳格な基準をクリアしインデックスに採用
ハイパーリキッドが追加されたのは、米国で上場する「Hashdex Nasdaq CME Crypto Index ETF(NCIQ)」だ。この仮想通貨ETFは、複数の銘柄に分散して資金を配分する仕組みを持っている。
今回の銘柄追加は、指標となるインデックスの四半期ごとの定期的な見直しに伴って実施された。
米国証券取引委員会(SEC)に提出された文書によって、その詳細が明らかになっている。
新たにインデックスの構成銘柄となるためには、いくつかの厳しい条件をクリアする必要がある。
具体的には、十分な取引の活発さを示す流動性や、一定以上の時価総額が求められる。
さらに、信頼できる保管業者のサポートや、規制当局の基準を満たすことも不可欠だ。ハイパーリキッドはこれらの要件をすべて満たし、正式に採用される運びとなった。
同社が発表した声明によると、今回の追加でETFが保有する仮想通貨は8種類から9種類に増加した。新たに加わったハイパーリキッドは、市場での存在感を高めつつある。
初心者にとっても、こうしたインデックスETFの動きは市場のトレンドを把握する上で参考になるだろう。
ソラナに次ぐ5番目の構成比率を獲得
今回の定期見直しでは、新規銘柄の追加だけでなく、既存銘柄の保有比率も調整された。
9月1日時点のデータによると、最も大きな割合を占めるビットコイン(BTC)の比率は、前回の約78.6%から74.36%へと低下している。
一方で、イーサリアム(ETH)は11.88%へ、ソラナ(SOL)は3.79%へとそれぞれ比率を伸ばした。
新たに組み入れられたハイパーリキッドは、全体の約3.4%を占めることになった。これは、リップル(XRP)やソラナに次ぐ5番目の規模となる。
カルダノ(ADA)やチェーンリンク(LINK)といった知名度のあるアルトコインよりも高い比率を獲得した形だ。
ただし、インデックスの構成銘柄は固定されているわけではない。今後の市場環境の変化や、次回の見直しの結果次第では、ハイパーリキッドが構成から外れる可能性も残されている。
仮想通貨市場は変化が激しいため、定期的なルールの適用によってETFの健全性が保たれている。