USDCとは?買い方・日本円にする方法・将来性などを徹底解説
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価格変動が大きい仮想通貨市場で近年注目されているのが、米ドルと1:1で価格連動するステーブルコイン「USDC」です。
すでに世界中で利用されていますが「そもそもUSDTとは?」「USDTとの違いは?」「日本円にする方法はある?」と疑問を持つ方もいるでしょう。
本記事では、USDCの仕組みやUSDTとの違い、買い方・日本円への換金方法、レンディングなどの運用方法まで、初心者向けにわかりやすく解説します。
USDCの危険性や将来性も解説するため、気になる方はぜひ最後までご覧ください。
USDCとは?米ドル連動のステーブルコイン

USDC(USD Coin)とは、米国のフィンテック企業Circle(サークル)社が発行するステーブルコインです。
1USDC=1米ドルの価値を維持するように設計されており、「デジタルドル」とも呼ばれています。
| 項目 | 内容 |
| 名称 | USDC(USD Coin) |
| 発行元 | Circle社(米国) |
| 発行開始 | 2018年 |
| 分類 | 法定通貨担保型ステーブルコイン |
| 価格 | 1USDC ≒ 1米ドル |
| 時価総額 | $73.30B |
| 対応チェーン | イーサリアム、ソラナ、ポリゴンなど多数 |
USDCは2018年、Circle社と米大手取引所Coinbaseの共同プロジェクトとして誕生しました。
現在はCircle社が単独で発行・管理を担っており、同社は2025年にニューヨーク証券取引所へ上場するなど、伝統的な金融の世界でも存在感を高めています。
ステーブルコインとは?法定通貨担保型の仕組み
ステーブルコインとは、法定通貨と価値が連動するように設計された仮想通貨(暗号資産)です。最近では日本でも、JPYCなどのステーブルコインが登場しています。
ビットコインやミームコインのような激しい価格変動がないため、決済や送金、資産の一時待避先として使いやすいのが特徴です。
USDCは、その中でも最も信頼性が高いとされる「法定通貨担保型」に分類されます。仕組みはシンプルです。
- ユーザーが米ドルを預けると、同額のUSDCが発行される
- USDCを米ドルに償還すると、同量のUSDCが焼却(バーン)される
- 発行済みのUSDCと同額以上の米ドル建て資産が、常に準備金として保管される
準備金の約9割は短期米国債などの安全資産、残りは現金で運用されており、その内訳は毎週公開されています。
さらに大手監査法人デロイトによる月次の検証も受けており、「発行量に見合う資産が本当にあるのか」を誰でも確認できる透明性の高さがUSDC最大の強みです。
USDCの価格推移
USDCの価格は、基本的に常に1ドル(1USDC=160円前後 ※為替レートによる)付近で推移しています。
ただし、過去に一度だけ大きく価格が揺らいだことがあります。
2023年3月、Circle社が準備金の一部を預けていたシリコンバレー銀行(SVB)が破綻した際、USDCは一時0.88ドル前後まで下落しました。
その後、米当局の預金保護により数日でペッグ(1ドルとの連動)は回復しています。
この出来事は「ステーブルコインも無リスクではない」ことを示す事例として、今も語り継がれています。
USDCとUSDTの違い

「USDCとUSDTはどう違うの?」というのは、初心者が最初に抱く疑問でしょう。
どちらも米ドル連動のステーブルコインですが、発行体や透明性に明確な違いがあります。
| 項目 | USDC | USDT |
| 発行元 | Circle社(米国) | Tether社 |
| 発行開始 | 2018年 | 2014年 |
| 時価総額 | $73.30B | $189.55B |
| 準備金の開示 | 毎週公開+毎月の第三者検証 | 四半期ごとの証明書 |
| 過去のトラブル | SVB破綻時の一時デペッグ | 準備金不足疑惑・当局と和解歴あり |
| 強み | 透明性・規制準拠 | 流動性・対応取引所の多さ |
簡単にまとめると、信頼性・透明性を重視するならUSDC、流動性や取扱いの広さを重視するならUSDTという使い分けが一般的です。
USDTは市場規模こそ最大ですが、過去に準備金の裏付けを巡って米当局の調査を受けた経緯があります。
一方USDCは、規制準拠と情報開示を徹底してきたことから、「最も信頼できるステーブルコイン」と評価されることが多い銘柄です。
実際の使い分けとしては、以下のようなイメージを持っておくとよいでしょう。
- USDT:短期の取引で頻繁に売買するために活用する
- USDC:資産の待避先として一定期間保有したり、レンディングなどで運用する
両方を保有し、用途に応じて使い分けることも可能です。
USDCの特徴・メリット

USDCがステーブルコインの中でも高く評価されているのには、明確な理由があります。本章では代表的な3つの特徴・メリットを紹介します。
- 価格が安定しており決済・送金に使いやすい
- 準備金の透明性が高い
- マルチチェーン対応でDeFi活用の幅が広い
価格が安定しており決済・送金に使いやすい
USDCは米ドルと連動しているため、ビットコインや草コインのように「翌日に10%下落する」といった心配がほとんどありません。
仮想通貨の下落相場にも強い安定性を活かして、以下のような用途で広く使われています。
- 仮想通貨取引の基軸通貨・利益確定先
- 海外への送金(24時間365日、数分で着金・手数料も安価)
- 相場急変時の資産待避先
特に国際送金では、銀行経由に比べて圧倒的に速く安いことから、実用的な決済インフラとして注目されています。
従来の海外送金は着金までに数日かかり、数千円の手数料が発生することも珍しくありませんが、USDCならチェーンによっては数円程度の手数料で、数分以内に相手へ届けられます。
2021年には決済大手のVisaが自社ネットワークでのUSDC決済を認めるなど、大手金融機関による採用も進んでいます。
準備金の透明性が高い
USDCは準備金の内訳を毎週公開し、毎月第三者機関の検証を受けています。この開示レベルはステーブルコイン業界でもトップクラスです。
競合のUSDTが過去に「準備金は本当に足りているのか」という疑念を持たれたのに対し、USDCは一貫して透明性を重視した運営を続けており、機関投資家や企業からの信頼も厚くなっています。
マルチチェーン対応でDeFi活用の幅が広い
USDCは当初イーサリアム上で発行されましたが、現在はソラナ、ポリゴン、アバランチなど多数のブロックチェーンに対応しています。
そのため、DeFi(分散型金融)でのレンディングや流動性提供、NFT売買、予測市場など、さまざまなWeb3サービスの「基軸通貨」として利用されています。
ドルの安定性を持ちながら、仮想通貨・アルトコインならではの拡張性を兼ね備えている点がUSDCの大きな魅力です。
USDCの買い方・購入方法
USDCは国内取引所(SBI VCトレード)で購入することもできますが、仮想通貨アプリのBest Wallet(ベストウォレット)などを使えば、取引所の口座開設をせずに購入できます。
評価の高いBest Walletは、60以上のチェーンに対応するマルチチェーンウォレットです。
アプリ内でクレジットカードや他の仮想通貨からUSDCを直接購入できるのが特徴です。
ステップ1:Best Walletをダウンロード
まず、Best Wallet公式サイトまたはApp Store/Google PlayからBest Walletアプリをダウンロードします。

アプリを開いたら、メールアドレスを登録し、画面の案内に従ってウォレットを作成しましょう。
取引所での本人確認書類の提出(KYC)は不要で、数分でセットアップが完了します。
偽アプリを避けるため、必ず公式サイト経由でダウンロードしてください。
ステップ2:購入画面でUSDCを選択
アプリ内の購入(Buy)メニューを開き、銘柄一覧から「USDC」を選択します。
このとき、USDCを受け取るブロックチェーン(イーサリアム、ソラナなど)を選べます。
送金手数料を抑えたい場合は、仮想通貨のガス代の安いチェーンを選ぶとよいでしょう。
ステップ3:支払い方法を選んで購入を確定
支払い方法(クレジットカード/デビットカード、または保有中の仮想通貨とのスワップ)を選択し、購入金額を入力します。
内容を確認して購入を確定すると、数分程度で仮想通貨ウォレットにUSDCが反映されます。
購入したUSDCはそのままBest Wallet内で保管・送金・運用が可能です。
仮想通貨をクレジットカードで購入する際は決済手数料がかかります。レートと手数料を確認してから確定しましょう。
Best WalletでUSDCを見るUSDCを日本円にする方法

保有しているUSDCを日本円に戻すには、国内取引所を経由するのが確実です。
Best Walletの売却機能は米ドルやユーロなどでの受け取りが中心で、日本円の銀行口座への出金には対応していないためです。
USDCを日本円にする方法・手順は、以下の通り。
USDCの運用・活用方法

USDCは「買って保有する」だけでなく、運用や決済に活用してこそ真価を発揮します。本章では、代表的な3つの活用方法を紹介します。
- レンディングで利回りを得る
- DeFiでの運用(ステーキングに近い活用)
- 決済通貨として使う
レンディングで利回りを得る
レンディングとは、保有するUSDCをサービスに貸し出して利息を得る運用方法です。
米ドル建てで年率数%程度の利回りが期待でき、銀行の外貨預金より高水準になるケースも少なくありません。
手軽に始めたい方には、ウォレット型レンディングサービスの「IZAKA-YA(イザカヤ)」のような選択肢もあります。
おすすめ仮想通貨ウォレットにUSDCを預けるだけで利回りを得られる設計になっており、DeFiの複雑な操作に慣れていない初心者でも扱いやすいのが特徴です。
国内でも、2026年3月にSBI VCトレードが国内初のUSDCレンディングサービスを開始するなど、円建ての選択肢が広がりつつあります。
ただしレンディングには、貸出先の破綻により資産が返還されないリスク(カウンターパーティリスク)があります。利回りだけでなく運営体制も確認した上で利用しましょう。
IZAKA-YAを見るDeFiでの運用(ステーキングに近い活用)
「USDCをステーキングしたい」と考える方も多いのですが、USDC自体にステーキングの仕組みはありません。
仮想通貨ステーキングはブロックチェーンの承認作業に参加して報酬を得る仕組みであり、USDCはその対象外だからです。
ただし、DeFiプロトコル(Aaveなど)にUSDCを預けて利回りを得る運用は、ステーキングに近い感覚で利用できます。
- レンディングプロトコルへの貸出:預けたUSDCに応じて金利を受け取る
- 流動性提供:分散型取引所にUSDCを預け、取引手数料の一部を受け取る
いずれも利回りは市場環境によって変動します。
なおDeFi運用には、プログラムの欠陥を突かれるスマートコントラクトリスクがあります。実績のある大手プロトコルを選ぶことがリスク軽減につながります。
決済通貨として使う
USDCは、Web3サービスの決済通貨としても広く採用されています。代表例が、世界最大の予測市場「Polymarket(ポリマーケット)」です。
Polymarketでは、選挙やスポーツ、経済指標などの結果を予測して取引しますが、その決済にはすべてUSDCが使われています。
このほか、NFTマーケットプレイスでの売買や、海外フリーランサーへの報酬支払いなど、「ドル建てのデジタル決済手段」としての活用シーンは年々広がっています。
Best WalletのようなWEB3ウォレットにUSDCを持っておけば、こうしたサービスにすぐアクセスできます。
USDCの危険性・注意点

価格が安定しているUSDCですが、リスクがゼロというわけではありません。保有前に知っておくべき3つの注意点を解説します。
- デペッグ(ペッグ外れ)のリスク
- 発行体・資産凍結のリスク
- 税金の注意点
デペッグ(ペッグ外れ)のリスク
USDCは1ドルとの連動を維持するよう設計されていますが、市場の混乱時には一時的に価格が乖離する「デペッグ」が起こり得ます。
実際に2023年3月のシリコンバレー銀行破綻時には、USDCが一時0.88ドル前後まで下落しました。
数日で回復したものの、「準備金を預ける金融機関の健全性」がUSDCの価値を左右することが明らかになった事例です。
発行体・資産凍結のリスク
USDCはCircle社という単一企業が発行する中央集権的な資産です。そのため、以下のようなリスクが構造的に存在します。
- Circle社の経営悪化や破綻が価値に影響する可能性
- 規制当局の要請により、特定アドレスのUSDCが凍結される可能性
- 各国の規制変更により、取扱いが制限される可能性
もっとも、Circle社は財務情報の開示を徹底しており、準備金も同社の運転資金とは分別管理されています。
リスクは認識しつつも、過度に恐れる必要はないでしょう。
税金の注意点
日本では、USDCの取引で得た利益は原則として雑所得に区分され、総合課税の対象になります。仮想通貨の課税対象となる主なタイミングは以下のとおりです。
- USDCを売却して日本円にしたとき(為替差益が出た場合)
- USDCで他の仮想通貨や商品を購入したとき
- レンディングやDeFi運用で利息・報酬を受け取ったとき
「価格が安定しているから税金は関係ない」と思われがちですが、円建てでは為替変動により損益が発生します。
年間の利益が一定額を超える場合は確定申告が必要になるため、取引履歴は必ず記録しておきましょう。
USDCの将来性

ステーブルコイン市場は近年急速に拡大しており、その中でもUSDCは規制対応力を武器に存在感を高めています。
米国での法整備、独自チェーンの開発、そして日本国内での普及と、追い風となる動きが同時に進行中です。
本章では、USDCの今後を左右する3つの注目ポイントを紹介します。
- 米国のステーブルコイン規制「ジーニアス法」の成立
- Circle独自チェーン「Arc」のローンチ
- 日本国内での普及拡大
米国のステーブルコイン規制「ジーニアス法」の成立
2025年、米国でステーブルコインを包括的に規制する「ジーニアス法(GENIUS Act)」が成立しました。
準備金の保有義務や情報開示のルールが法制化されたことで、もともと規制準拠を強みとしてきたUSDCには追い風となっています。
規制の明確化は機関投資家の参入を促すため、USDCの発行規模はさらに拡大していくと見られています。
Circle独自チェーン「Arc」のローンチ
Circle社は2025年8月、ステーブルコイン特化の独自ブロックチェーン「Arc」を発表しました。
ガス代の支払いにUSDCを使用でき、1秒未満で取引が確定する設計で、2026年中のメインネットローンチが予定されています。
Arcが本格稼働すれば、USDCを基軸とした決済・金融インフラが一段と強化されることになります。
日本国内での普及拡大
日本では2025年3月、ユーザーから評価の高いSBI VCトレードが国内取引所として初めてUSDCの取扱いを開始しました。
現在、日本円で直接USDCを売買できる国内取引所はSBI VCトレードのみですが、CoincheckもCircle社と提携しています。
コインチェックの上場予定銘柄として、今後取扱いが広がる可能性があります。
日本は2023年施行の改正資金決済法により、ステーブルコインの法的な位置づけが世界に先駆けて整備された国でもあります。
JPYRなどの日本円ステーブルコインも広がりつつあり、今後の普及スピードにも期待が持てるでしょう。
まとめ
USDCは、米ドルと1:1で連動する透明性の高いステーブルコインです。USDTと比べて透明性・規制準拠に優れ、「最も信頼できるステーブルコイン」と評価されています。
規制整備や国内での普及が進む今、USDCはドル建て資産への入り口として有力な選択肢です。まずはBest Walletなどを使ってUSDCを少額から試しながら、自分に合った活用方法を見つけてみてください。
USDCに関するよくある質問
USDCは日本のどの国内取引所で買えますか?
USDTとUSDCのどちらがいいですか?
USDCを買うメリットは?
USDCの保有だけで税金はかかりますか?
1USDCは何円ですか?
参考情報
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