シャープリンク、イーサリアム保有量86万枚超|ブランド刷新も

暗号資産(仮想通貨)企業のシャープリンクは19日、機関投資家の株式保有比率が過去最高を記録したと明かした。
同社は、世界最大級の企業イーサリアム(ETH)保有者として知られている。保有するイーサリアムのほぼすべてをステーキングに運用している。
2025年6月にイーサリアムのトレジャリー戦略を開始して以来、これまでに1万3,615ETHのステーキング報酬を獲得。これらの報酬はすべて株主に還元されている。
イーサリアム保有量は約2600億円超え
シャープリンクは2月15日時点で、86万7,798ETHを保有している。これは約17億2000万ドルに相当する規模だ。
保有するイーサリアムの内訳は、ネイティブなイーサリアムが58万7,232ETHだ。
さらにリキッドステーキングのlsETHが22万5,429ETH、weETHが5万5,137ETHとなっている。
シャープリンクのジョセフ・シャロムCEOは、市場の変動が激しい時期でもほぼ100%のイーサリアムをステーキングしていると説明。
同氏は、規律ある実行と機関投資家レベルのリスク管理が成長の要因だと述べている。
機関投資家の関心拡大とブランド刷新
最新の報告書によると、2025年12月31日時点でシャープリンクの普通株に対する機関投資家の保有比率は46%に達した。第4四半期だけで約60の機関投資家が新たに参加している。
仮想通貨業界全体でイーサリアムが分散型金融などの基盤としての役割を強めており、その戦略的価値が高まる中で同社への関心も拡大している。
この記録的な成長に合わせて、同社はブランドの刷新も実施した。
「Ethereum with an Edge」という新しいキャッチフレーズを採用している。ウェブサイトや投資家向けページもリニューアルした。イーサリアムのエコシステムに特化しつつ、運用効率を高める姿勢を強調している。
また、経営陣の強化として、スティーブン・エアリッヒ氏をリサーチ・コミュニケーション責任者に任命。同氏は米経済誌フォーブスなどでデジタル資産部門の責任者を務めた経歴を持つ。
シャープリンクは新たな体制で、個人および機関投資家との関係強化を目指す。
なお、同社はアフィリエイトマーケティング事業も展開し、収益源の多様化を図っている。