新たなビットコインL2が2920万ドル調達｜FRB利下げ期待の中で

ビットコイン（BTC）は9万ドル付近で推移しています。

FRBの利下げ観測が浮上し、本来であればリスク資産に追い風となるはずですが、ETFからの資金流出が止まらず市場は様子見ムードが続いています。

そんな中、投資家の資金が向かっている先があります。

ビットコインのレイヤー2プロジェクトBitcoin Hyper（HYPER）です。

プレセール開始以来、調達額は2920万ドルに到達しました。

ビットコイン本体が停滞する一方で、そのエコシステム拡張を担うプロジェクトに資金が集中する構図が鮮明になってきています。

マクロ経済の不確実性がビットコイン今後を停滞

FRBは12月の政策決定会合で金利を引き下げると広く予想されており、市場は25ベーシスポイントの引き下げ確率を85〜87%と見積もっています。

金利の低下は通常、資本コストを下げ流動性を刺激するため、リスクオン市場への資金流入が期待されるところです。

しかし、ビットコインETFは依然としてためらいを見せており、先週は1億9400万ドルの流出を記録しました。

月曜日にもさらに6400万ドルが流出しています。

長期的な視点を持つ主要機関はストラテジーのみで、同社は今週9億6300万ドル相当のBTCを追加購入しました。

ビットコイン自体も方向性を決めかねて苦戦中です。

先週9万4000ドルに達した後、繰り返し9万ドル付近まで値を戻し、日曜日には一時8万8000ドルまで下落しました。

アナリストは、この下落はファンダメンタルズよりも短期的な恐怖によるものだと分析しており、広範な崩壊ではなく12月の反発を依然として予測しています。

Bitcoin Hyperが提供するビットコインの拡張機能

こうした不確実性の中から浮かび上がる最も明確なトレンドは、資本がどこへ流れているかということでしょう。

現在、その資金はBitcoin Hyperによって構築されているサイドエコシステムへと向かっています。

Bitcoin Hyperはソラナ仮想マシン（SVM）を統合したレイヤー2ネットワークとして設計されています。

これによる、ビットコインのセキュリティを維持しながら、高速かつ低コストなスマートコントラクト実行を可能にします。

ホワイトペーパーによると、Canonical Bridgeを通じて、BTCをレイヤー1からレイヤー2へシームレスに移動でき、ほぼ瞬時の決済完了での使用や取引が実現します。

投資家はこのモデルを、イーサリアムの初期のエコシステムブームと比較することがよくあります。

HYPERも同様の原則に基づいて設計されており、Bitcoin Hyperレイヤー2上のすべての取引にはHYPERが必要となります。

最終的にBTCに決済される取引も含め、アプリ利用の増加がトークンの消費と需要を直接牽引することになるでしょう。

プレセールで2920万ドル調達、数倍の成長ポテンシャルも

Bitcoin Hyperのプレセールはすでに2920万ドルを調達しており、投資家の関心の高さがうかがえます。

現在のプレセール価格は0.013395ドルで、最も低いエントリーポイントの一つです。

専門家の一部は、HYPERがローンチされた場合0.20ドルまで上昇すると予測しています。

2026年には0.35ドルの高値に達する可能性があり、現在のプレセール価格から最大2514%の上昇余地があるとの分析です。

もしBitcoin Hyperがビットコインの循環供給量のわずか1%を引きつけた場合、これらの予測はさらに現実味を増します。

現在のプレセール段階では、HYPERの完全希薄化後評価額はわずか2億8100万ドル。

0.35ドルになったとしても時価総額は73億5000万ドルに過ぎず、数十億ドル規模のBTCを確保できるエコシステムの資産価値と比較すれば、依然として低い水準にあります。

プレセールへの参加はBitcoin Hyper公式サイトから可能で、ETH、BNB、USDT、またはクレジットカードでHYPERを購入できます。