リップル、クジラ売却で2.4ドルまで下落|ETF申請で回復なるか

リップル(XRP)
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リップル(XRP)は9日、2.32ドルで取引されている。

大口投資家が過去48時間で50万トークンを売却したことで、価格は一時2.4ドルから急落し、重要な2ドルのサポートラインが試される展開となった。

一方、21SharesがスポットXRP ETFの8(a)フォームを提出。

米証券取引委員会(SEC)が20日以内に措置を取らなければ、11月27日頃に自動承認される可能性が浮上し、市場に新たな期待感をもたらしている。

機関投資家向けインフラ強化で供給ショックの可能性

リップルは機関規模の取引に対応するため、積極的な買収戦略を展開している。

財務管理インフラのためにGTreasuryを、プライムブローカレッジのためにHidden Roadを、銀行決済のためにRail Payments Platformを買収。

さらに、Standard Custody & Trust、機関投資家向けカストディのためにPalisade、トークン化資産のためにMetacoも取得している。

各買収はXRPレジャーに接続されており、プロトコルを機関規模の取引量に対応できるよう位置づけた。

高い供給量を懸念する声がある中、ステーブルコイン、トークン化債券、外国為替、クレジットがXRPをブリッジ資産として流れることで、市場のダイナミクスは変化している。

リップル今後は2.70ドル目標か

リップル価格は2.00ドルのサポートを試しており、これは複数年にわたる階段パターンの4番目の主要な蓄積フェーズを示している。

過去の0.005ドル、0.175ドル、0.50ドルでの統合は、より高い水準への上昇に先行していた。

現在のフェーズは、2.70ドルから3.00ドルへの継続を検証するために2.00ドルを守る必要がある。

アナリストは、日次TDシーケンシャル指標は現在の水準付近で潜在的な買いセットアップが発展する可能性を示している。

直近のサポートは2.00ドルから2.30ドルに位置し、下抜けた場合は1.80ドルから1.90ドルを目標とする。

2.00ドルのサポートを出来高を伴って守り切れば、2.50ドルから2.70ドルへの回復が可能となり、蓄積パターンを検証することになる。

21Shares ETF申請で11月27日に自動承認の可能性

21SharesがスポットXRP ETFの8(a)フォームを提出したことで、20日間のSEC審査期間が開始された。

SECが措置を取らなければ、11月27日頃に自動的に承認され、Cboe BZX取引所での取引が始まる可能性がある。

ブルームバーグのエリック・バルチュナスETFアナリストは、この提出を「承認カウントダウンの正式な開始」と確認した。

XRP価格はこの発表後5%上昇し、2.32ドルで取引されている。

リップルのブラッド・ガーリングハウスCEOは2025年3月、米国で複数のXRP ETFが2025年後半に開始されると予測していた。

今回の動きは、その予測が現実になりつつあることを示している。

390万ドル調達、新興ミームコインが浮上

市場の不確実性が高まる中、ミームコイン市場では新たな動きが見られる。

Maxi Doge(MAXI)は、プレセール段階で390万ドル以上を調達し、11月のミームコイン市場で注目を集めている。

プレセール価格は現在0.0002665ドルで、50以上のステージを通じて段階的に上昇する仕組みだ。

Maxi Dogeの特徴は、ステーキング報酬とトーナメント機能にある。

現在、96億トークン以上がステーキングされており、年率78%のAPYを提供。

早期にトークンをロックした保有者は高いリターンを獲得でき、売却圧力を低減する設計となっている。

SolidProofとCoinsultによるスマートコントラクト監査が完了しており、透明性の高いトークン配分が特徴だ。

アナリストは、Maxi Dogeがコミュニティエンゲージメントとゲーミフィケーション要素を組み合わせた新しいタイプのプロジェクトとして評価。

仮想通貨プレセールの上限は1500万ドルに設定されており、11月末までに達成される見込みだ。

リップルのETF申請の進展が重なる中、Maxi Dogeのような新興プロジェクトは、市場の投機的な資金を引き付ける余地がある。

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