ビットコインマイナーがAIに移行｜仮想マイニング銘柄が急浮上

エネルギーコストの高騰により、CleanSparkやMarathon Digitalといった大手マイナーは相次いでAIやハイパフォーマンス・コンピューティング（HPC）への転換を表明した。

2017年にイーサリアムのマイニング企業として始まったCoreWeaveは、2022年にGPU群をAIワークロードに転用。

米国で最も急成長する非公開テクノロジー企業の一つとなった。

こうした業界の地殻変動の中、仮想マイニングゲームのPepeNode（PEPENODE）がプレセールで210万ドルを調達し、新たなマイニング体験を提示している。

マイニングが富裕層の専有物に

エネルギーコストは世界中で大きく異なる。

一部の地域では、安価な電力のおかげで暗号資産（仮想通貨）マイニングは依然として高い収益性を維持している。

一方で、コストが高騰する地域では、事業が赤字に転じている。

ビットコイン（BTC）価格が最近10万ドル付近で推移する中、高コスト地域のマイナーは利益率の低下に直面している。

多くの企業にとって、長年の解決策はイランのような電力コストが安い国へ事業を移転することだった。

イランでは、1ビットコインの採掘に必要なエネルギーコストがわずか1320ドルと報告されている。

しかし、この移転には大きな政治的、物流的、規制上のリスクが伴い、利点がすぐに失われる可能性もある。

大手マイナーがAIへ大規模シフト

多くの企業がAIやHPCに事業の軸足を移している。

既存のハードウェア、冷却システム、電力契約を活用し、仮想通貨マイニングの代わりにAIブームを支えるエネルギー源としているのだ。

その代表例が、2017年にイーサリアムのマイニング企業として始まったCoreWeaveだ。

同社は保有する大量のGPU群をAIおよびHPCのワークロードに転用し、米国で最も急成長する非公開テクノロジー企業の一つとなった。

この動きに追随し、CleanSparkやMarathon Digitalといった他の大手マイナーもシフトに加わっている。

Marathonは2025年第3四半期に1億2300万ドルの利益を報告しており、これは主にAIコンピューティングへの戦略的拡大が牽引したものだ。

ビットコイン今後は個人マイナーの選択肢が拡大

ビットコインマイニングが見込みがないという意味ではない。

むしろ、潤沢な資本を持つ者だけが参加できるゲームになったと言える。

一方でPepeNodeは、マイニングを個々のプレイヤーの手に取り戻すことを目指している。

それは、ノートパソコンを開けば再び暗号資産を獲得できるような環境だ。

しかし今回は現代に合わせて設計されており、資本力を競うのではなく、スキルと戦略のゲームなのだ。

初のmine-to-earn（採掘して稼ぐ）暗号資産ゲームとして、PepeNodeは既に初期投資家から210万ドルを調達。

このプロジェクトは、暗号資産マイニングを再定義するだけでなく、GameFiセクターの活性化も目指している。

プレイヤーは、ネイティブトークンであるPEPENODEのマイニングに加え、ぺぺコイン（PEPE）やファートコイン（FARTCOIN）といった人気のミームコインも獲得できる。

PepeNode、210万ドル調達で浮上

PepeNodeの仮想マイニングゲームでは、ハードウェアや電気代といった話題は一切ない。

プレイヤーは空のデジタルサーバー室に降り立ち、そこから自分だけの仮想マイニング帝国を築き上げる。

ゲームを開始するには、まずPEPENODEトークンを取得する必要がある。

PEPENODEは現在、仮想通貨プレセールを開催中で、全て210万ドル以上を調達している。

ゲームがローンチされると、これらのトークンはエコシステムの生命線となり、マイニングノードの購入や事業拡大に使用される。

各ノードはユニークであり、適切なノードを戦略的に組み合わせることで、ハッシュレート（計算能力）を劇的に向上させ、トークン生成を加速できる。

PepeNodeはリーダーボード機能を導入しており、マイニング設備の強さに応じてプレイヤーをランク付けする。

上位入賞者はPepeやFartcoinといったミームコインのボーナスエアドロップ（無料配布）を獲得できる。

PEPENODEは、ETH、BNB、USDT（ERC-20およびBEP-20）、さらにはクレジットカードやデビットカードを使用して購入可能。

このトークンのスマートコントラクトはCoinsultによって監査されており、初期の参加者はコードの安全性について安心感を得ることができる。

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