モブキャストHD、ソラナ累計取得額1.5億円超｜Web3事業を加速

ゲーム・エンタメ事業を手掛けるモブキャストHDは10月31日、ソラナ SOL 3.75%の累計取得額が1億5000万円を突破したことを明らかにした。

同社はWeb3領域の事業拡大を目的に、10月24日から段階的にソラナ（SOL）を購入しており、31日までに複数回の買い増しを実施。保有量は約5177.8SOLに達している。

この取り組みは、10月3日に発表されたソラナ・トレジャリー事業戦略の一環であり、モブキャストは自社を「SOLデジタル資産運用（DAT）エンタープライズ」と位置づけ、ブロックチェーン資産の積極的な運用を進めている。

バリデーター事業へ向けたソラナ戦略的投資

モブキャストHDは、今後展開を予定しているソラナ・バリデーター事業の早期立ち上げに向け、約1万SOLの保有を目標に掲げている。

バリデーターとは、ブロックチェーン上で取引データの検証や承認を行い、その報酬として暗号資産（仮想通貨）を得る仕組みであり、長期的かつ安定した収益モデルを構築できる点が特徴だ。

資金面では、同社が10月15日に発表した第三者割当増資によって調達予定の約5億5000万円のうち、5億円を2025年11月から2026年10月にかけてのソラナ購入資金に充てる計画である。

ソラナを選定した理由として、同社は市場動向と技術的優位性の両面を挙げる。

香港ではソラナ現物ETFの承認が進み、北米でも同様の期待が高まるなど、世界的な関心が拡大していることに加え、高速な処理性能と低コストな手数料構造が評価され、NFTやDeFiなど幅広い分野での実用化が期待されている。

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