NFT「Hypurrr」が21時間で2.5億ドル超えの記録的売上を達成

NFTコレクション「Hypurrr」は3日、21時間で売上高が2億5600万ドル(約376億円)に達し、過去の同期間と比較して倍増したことが明らかになった。
この記録的な急増は、広範なNFT(非代替性トークン)市場の回復基調と、市場の「量から質へ」の移行を鮮明に示している。
この短期的な爆発的売上により、Hypurrrは期間中の売上高でトップのNFTコレクションとなった。
この動向は、市場全体のデータとも一致する。CryptoSlamのデータによると、7月のNFT全体の売上高は5億7400万ドルに到達。
これは前月の6月から47.6%増加し、同年で2番目に高い月間総額を記録した。
Hypurrr爆発的売上、NFT市場の回復と高額資産への集中
今回のHypurrrの急騰は、一時的なものに留まらず、NFT市場全体のトレンドを反映している。
7月のNFTの平均販売価格は113.08ドルと、過去6ヶ月で最高値を記録。
この事実は、市場が低価格帯のアイテムの大量取引から、より価値の高い資産の取引へと明確に移行していることを示唆する。
CoinTelegraphが引用したCryptoSlamのデータは、この市場の成熟を裏付ける。
また、購入者数が17%減の約71万人だった一方、販売者数は9%増の40万5,000人を超えた。
この傾向は、一部の収集家が高価値資産に集中し、市場が投機的取引から質の高い資産の交換へと変化していることを示している。
HypurrrNFTが示す、収集家の行動変化と市場成熟
市場の成熟に伴い、収集家の行動様式が変化し、高価値資産への集中が見られるようになった。
NFT Price Floorのデータによれば、NFT市場全体の時価総額は80億ドルを超え、7月24日の66億ドルから21%増加した。
この市場心理の改善が、Hypurrrの驚異的な売上達成に貢献した重要な要因と考えられる。
OpenSeaのような主要なNFTマーケットプレイスは、このような迅速な売上達成を可能にするインフラを提供している。
また、NFT市場の活況は、基盤となるブロックチェーン技術、特にスマートコントラクト機能で知られるイーサリアム(ETH)のエコシステムにも恩恵をもたらしている。
NFT市場は、取引量は減少する一方で、高額取引の増加により総売上高と平均価格が上昇するという新たな段階に入りつつある。