バイナンス、ソラナのステーキングトークンを9月末までに発売

DeFi 仮想通貨
暗号資産ジャーナリスト
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大手暗号資産(仮想通貨)取引所のバイナンスは3日、同社の開発するソラナ(SOL)のリキッド・ステーキング・トークン(LST)を9月末までに発売することを明かした。

これによりユーザーは、SOLステーキングによる利息収入を獲得しながら、分散型金融(DeFi)などで取引やアクセスが可能になるという。

同社は以前、「BNSOL」というソラナLSTの発売を示唆していた。また、「バイビット」や「ビットゲット」などの仮想通貨取引所も、ソラナLST(bbSOL、bgSOL)の発売を示唆している。

関連:バイナンスなど3社、ソラナの新たなステーキングトークン発表

柔軟性を維持しながら報酬獲得

ユーザーは、SOLトークンを引き換えにBNSOLを獲得するとこで、DeFiプラットフォームでトークンを取引や貸出などできる柔軟性を維持しながら、SOLのステーキング報酬を獲得できる。

同社は、BNSOLを以下のように説明している。

  • 動的報酬:BNSOLは、賭けられたSOLと、時間の経過とともに蓄積された賭け報酬の両方を表します。ユーザーは、ダイナミックなリターンを確保(手数料は引かれる)できる。また、BNSOL:SOLの換算比率は、約2日ごと更新される。
  • 拡張された流動性:BNSOLは、バイナンスおよびさまざまなDeFiアプリケーションにも統合でき、ユーザーにより大きな有用性と互換性を提供します。そのためBNSOL保有者は、トークンの取引、投資、ファーム、融資、使用などができる。
  • 柔軟な償還:BNSOLユーザーは、いつでもトークンを引き換えることができる。償還を待つ、または市場で取引することで引き換え可能。
  • ユーザーフレンドリーなプロセス:バイナンスのステーキングプロセスは、ユーザーフレンドリーでシンプルに設計されている。そのため、ワンクリックで報酬の獲得を開始でき、初心者と経験者の両方がアクセス可能となる。

ソラナのステーキング市場は、Jito(jitoSOL)、marinade(mSOL)、Sanctum(INF)などを中心に、2023年後半から成長を見せている。

業界大手であるバイナンスが、いかにしてBNSOLのシェアを獲得できる期待が集まる。

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