11月28日の仮想通貨ニュース｜米ソラナETFが22日間の流入記録止まる

米国の現物ソラナETF市場は26日、合計で820万ドルの純流出を記録した。これにより、上場以来22日間続いていた資金流入の連続記録が途絶えることとなった。

これまでソラナETFのエコシステムは、発売以来6億1300万ドルという堅調な累積流入を積み上げてきた。

この流出は、暗号資産（仮想通貨）市場全体が回復を見せている中で発生した。

21シェアーズからの流出が主因

今回の純流出は、ビットワイズや21シェアーズを含む5つのETF全体で、取引開始から約1カ月で初めての流出日となった。

主な要因は、 21シェアーズが提供する「TSOL」からの資金移動にある。同ファンドはこの日、単独で3440万ドルの大幅な流出を記録した。

一方で、市場シェアの大半を握るビットワイズの「BSOL」は、依然として資金を引き寄せている。同日は1330万ドルの純流入となり、投資家の関心が継続していることを示した。

ビットワイズのソラナETFはこれまでに5億2790万ドルの流入を集めており、全流入額の86%以上を占めている。

これに次ぐグレースケールも、累積で7360万ドルの流入を維持している。

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