マイケル・セイラー会長、ビットコイン追加取得を示唆

ストラテジー社のマイケル・セイラー会長は8日、自社の暗号資産(仮想通貨)保有状況を示すチャートをSNSに投稿した。
同氏はX(旧ツイッター)に、過去の購入ポイントをオレンジ色のマーカーで示した複数年にわたるビットコイン(BTC)の価格チャートを公開。
投稿には「第2世紀が始まる」というキャプションが添えられている。この発言は、新たなビットコイン取得の動きを予感させるものとして市場参加者の注目を集めている。
ビットコイン購入を示唆
同氏が日曜日にこのような投稿を行うことは、市場にとって重要なサインとなっている。過去の傾向を見ると、こうした発言の後に米国証券取引委員会(SEC)への正式な購入報告が行われることが多い。
現時点で正式な発表はないものの、近く新たな動きがあるとの見方が広がっている。
ストラテジー社は現在、72万737 BTCを保有している。その価値は約485億4,000万ドルに上る。
同社は上場企業として最大のビットコイン保有企業であり、発行上限である2,100万枚の3パーセント以上を管理している状態だ。
現在、同社は世界最大級の保有者として君臨しており、これに続く企業としてマラソン・デジタル(MARA)やメタプラネットなどが名を連ねている。
積極的な蓄積戦略と強固な財務基盤
同社は2026年に入っても、積極的なビットコインの蓄積戦略を維持している。
営業キャッシュフローに加え、株式の発行や転換社債などの手段を用いて資金を調達してきた。直近では2026年1月に1,286 BTC、2月に1,142 BTCを追加取得した実績がある。
これまでの平均取得単価は約7万5,985ドルとなっている。過去の取得コストと比較すると、同社の未実現利益は120億ドルを超えている。
同社の大規模な購入行動は、他の上場企業が同様の財務戦略を採用するきっかけにもなっている。
同社は自らをファンドや信託ではなく、ビットコインに裏付けられた構造化金融会社と定義している。セイラー氏は、同社のビジネスモデルが80から90%の価格下落にも耐え、事業を継続できるように設計されていると説明した。
法定通貨の価値下落に対する防衛策として、ビットコインを優れた価値の保存手段と位置づけている。今後の具体的な購入額や時期に関する正式な発表は、規定に従ってSECへの提出書類を通じて行われる見通しだ。