アルトコイン注目銘柄3選：ビットコイン10万ドル回復に伴う価格上昇に期待大

ビットコイン BTC 0.39%は14日、過去1週間で6.4％上昇し、10万3000ドル台を推移している。

ビットコインの10万ドル回復の動きを受け、暗号資産（仮想通貨）市場では、長らく続いた調整局面からの脱却と次なる強気相場の到来に対する期待が高まっている。

本記事では、ビットコインの急騰を背景に、今後価格上昇が見込まれるアルトコイン3銘柄を取り上げ、それぞれのプロジェクトに関する最新の動向を分析する。

1.リップル（XRP）

リップル XRP 0.89%は1月、約3.3ドルに迫る上昇を記録した経緯もあり、将来的な成長が期待されるアルトコインの一つだ。

その後、仮想通貨市場全体の流れと同様にXRPも一時調整局面に入り、4月7日には1.65ドルまで下落。しかしその後は回復し、再び2ドルを上回る水準まで上昇した。

5月現在、XRPは本稿執筆時点において2.62ドル前後で取引されている。市場が再び強気の流れに戻れば、XRPは2018年1月以来となる史上最高値の更新も視野に入る。

価格回復の背景には、複数の好材料がある。まず、米証券取引委員会（SEC）とリップル社との法的対立が、有利な形で和解に至ったことが市場に安心感を与えた。また、XRPの現物上場投資信託（ETF）が近く発表される可能性もあると報じられている。

さらに、リップル社が米ドル連動ステーブルコイン「USDC」の開発元であるCircle社の買収を検討しているという報道もある。もしこの買収が実現すれば、リップル社の影響力は一段と増し、XRPの市場価値にも大きなプラス材料となる可能性がある。

2. ソラナ（SOL）

ソラナ SOL 0.82%は、近年の仮想通貨市場において最も注目を集めるプロジェクトの一つとして、その存在感を確立している。

2024年1月19日には、ソラナ価格が過去最高となる293ドルを記録。しかしその後、価格は急落し、一時は100ドル近くまで下落した。その後は徐々に回復し、本稿執筆時点において、は179ドル前後で安定している。

今後、強気相場が本格的に再開すれば、ソラナが再び上昇トレンドに乗り、新たな史上最高値を更新する可能性がある。仮に現在の市場環境が追い風となれば、SOLが300ドルを超える水準に到達するシナリオも十分に想定される。

また、SOLはXRPやと並び、現物ETFの対象銘柄として有力視されている。仮にSOLのETFが実現すれば、それが価格上昇の大きな材料となることが予想される。

実際、2024年1月にビットコインのスポットETFが正式に発表された際には、ビットコイン価格が急騰し、10万ドルに向けた強い上昇を見せた。ソラナについても、今後のETF関連ニュースが注目される展開となりそうだ。

3. Solaxy（SOLX）

Solaxyはソラナ初のレイヤー2ソリューションとして誕生した新興プロジェクトだ。近年急増するソラナネットワークの利用者に伴い顕在化してきたスケーラビリティ（拡張性）の課題に対応するために開発が進められている。

現在実施中の先行セールでは、1トークンあたり0.001724ドルで提供されており、これまでに3500万ドル超の資金を調達している。また、初期投資家に対しては最大年率113％のステーキング報酬が提示されており、長期保有を通じて受動的収益を得られる設計となっている。

Solaxyのトークンは今後、中央集権型取引所（CEX）および分散型取引所（DEX）への上場が予定されており、市場における正式な公開が期待されている。

堅実な開発体制と明確なユースケースを備えた同プロジェクトは、今後数か月から数年の間に主要な暗号資産の一角として台頭する可能性があり、その動向に注目が集まっている。

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免責事項：暗号資産は高リスクの資産クラスです。本記事は情報提供のみを目的とし、投資アドバイスを構成するものではありません。資金の一部または全額を失うリスクにご注意ください。