ビザがステーブルコイン決済網拡大、Baseやポリゴンに対応

ブロックチェーン
暗号資産ジャーナリスト
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決済大手Visaは29日、ステーブルコイン決済のパイロットプログラムを9つのブロックチェーンに拡大した。

同社は今回、新たに5つのブロックチェーンネットワークを決済プログラムに追加した。追加されたのは、ポリゴン(POL)、Base、Arc、Tempo、Cantonのネットワークだ。

既存のイーサリアム(ETH)やソラナ(SOL)などと合わせ、対応ネットワークは合計9つとなった。

ステーブルコイン決済網を大幅に拡充

このプログラムは、USDCなどのステーブルコインを利用して、発行会社や加盟店が複数のネットワークをまたいで効率的に決済を行うことを目的としている。

Visaが統一された決済基盤を提供することで、国境を越えた取引の利便性が向上する。

同プログラムの利用は急速に拡大している。年換算の決済額は70億ドルに達し、前四半期から50%増加。現在、50カ国以上で130を超えるステーブルコイン連動型のカードプログラムを支援している。

2025年12月に米国でUSDC決済を展開して以来、欧州やアジア太平洋地域などでも実証実験を行い、着実に実績を積み重ねている。

多様化するブロックチェーンの需要に対応

今回の拡大は、暗号資産(仮想通貨)エコシステムにおけるマルチチェーン化の進展を反映している。

流動性や取引活動が多様なネットワークに分散する中、Visaは提携企業に対してより多くの決済手段の選択肢を提供している。

金融機関や決済事業者からの仮想通貨インフラに対する需要は高まり続けている。

新たに追加されたネットワークは、それぞれ特定の用途に強みを持っている。

Baseは高速かつ低コストな決済を実現し、ポリゴンは世界規模の決済に向けた高い処理能力を提供する。また、Cantonネは規制市場向けのプライバシー保護機能を備え、ArcとTempoもそれぞれ独自の流動性やプログラム機能を持つ。

Visaは、サークルやコインベースなどのブロックチェーン企業と戦略的な提携を結んでいる。より速く、安価で、規制に準拠した決済手段への現実的なニーズに応える構えだ。

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