次世代クラウド企業Fluence|ステーキング報酬プログラム発表

ブロックチェーン 仮想通貨
暗号資産ジャーナリスト
監修:
最終更新日: 

新興テクノロジー企業のFluenceは20日、独自の分散型クラウドサービスにおけるステーキングプログラムを開始した

このプログラムは、一般のトークン保有者がクラウドインフラに投資し、報酬を得られる新しい仕組みを提供している。

Fluenceとは?新しいクラウドの形

Fluenceは、従来のクラウドコンピューティングを刷新する分散型インフラ企業だ。通常のクラウドサービスが大規模なデータセンターに依存するのに対し、Fluenceは分散型のネットワークを活用している。

この方式により、データの集中管理によるリスクを減らし、セキュリティを向上させている。また、特定の企業による独占や、データの制限を避けることができるという。

ステーキングプログラムの仕組み

Fluenceが導入した新しいステーキングプログラムでは、Fluenceのトークン(FLT)を持っている人なら誰でも参加できる。

参加者は、自分のトークンをクラウドインフラを提供する事業者に「委任」することで、その事業者が得た報酬の一部を受け取ることができる。

このプログラムの特徴は以下の通り。

  • 報酬の安定性:報酬は米ドルに連動しており、1CPUコア(コンピューターの処理装置)あたり月10ドルに設定されている。
  • 参加のしやすさ:Parasailパートナー企業と協力し、少額からの参加を可能にしている。
  • 技術的信頼性:ステーキングシステムは、Arbitrum OrbitとGelatoという信頼性の高い技術で運営されている。

ステーキングプログラムに参加するには、まずFLTトークンを入手する必要がある。FLTトークンは、主要な分散型取引所(DEX)で購入できる。

Fluenceの今後の展望

Fluenceは現在、PiKNiK、Nebula、Kabatなどの有名データセンター企業と提携している。今後はさらに多くのインフラ提供者と協力し、サービスの拡大を目指している。

この新しいステーキングプログラムにより、Fluenceは分散型クラウドコンピューティングの普及を加速させるとともに、一般の人々がこの革新的な技術に投資し、その成長から利益を得る機会を提供している。

暗号資産(仮想通貨)の業界で注目を集めるこの取り組みは、クラウドコンピューティングの未来を変える可能性を秘めている。

技術の進化とともに、私たちのデータの扱い方や、インターネットサービスの利用方法も大きく変わっていくかもしれない。

200万人+

月間読者数

250+

ガイド、レビュー記事

8年

サイト運営年数

約70人

国際的な編集チーム
editors
+ 66人
Cryptonewsでは、投資経験のレベルに関係なく、誰でも暗号資産(仮想通貨)やブロックチェーン、Web3について理解できるよう、分かりやすい情報提供を心がけています。また、2017年に設立して以来、Cryptonewsは仮想通貨業界の信頼できる多言語ニュースをお届けしています。

注目のICOコイン

先行販売中の注目トークンをチェック ── 今が狙い目の有望銘柄も。

マーケットキャップ

  • 7日
  • 1ヶ月
  • 1年
時価総額
$3,101,365,552,645
-1.02
トレンドの仮想通貨

注目記事

Industry Talk
リップルETFが10億ドル突破も14%下落|仮想通貨おすすめは買いか?
Daisuke F.
Daisuke F.
2025-12-28 14:17:04
Industry Talk
BTC強気相場説の一方で慎重論、アルトコイン市場に広がる緊張感
Takayuki A.
Takayuki A.
2025-12-28 13:43:52
Crypto News in numbers
editors
筆者リスト + 66人
200万人+
月間読者数
250+
ガイド、レビュー記事
8年
サイト運営年数
約70人
国際的な編集チーム