新しい仮想通貨はAIエージェントが牽引、PEPEは22％上昇

ミームコインが活況で8日、PEPE PEPE +1.94%は22％上昇している。一方、新しい仮想通貨のMIND of Pepe（MIND）のプレセールは残り22日となり、すでに約13億円（約9百万ドル）の資金を集めている。AIエージェント関連トークンが市場の勢いをリードしていることが背景にある。

4月の相場回復期には、AIエージェントがミームコインを上回る成績を記録した。そのため、ミームコインとAIという2つの人気要素が融合したMINDは、今シーズン注目すべきアルトコインとなっている。多くのプロジェクトは「実用性」と「話題性」のいずれかを選ばせるが、MIND of Pepeは両方を備えている。

このトークンは、AI技術によるミームブランディングを活用した暗号資産（仮想通貨）トレーディングエージェントだ。市場を監視し、有力な取引機会を見極め、説得力のあるトレード戦略を示す。

しかもミーム文化の勢いを併せ持つ。5月10日にはプロダクトがすでに稼働を開始し、トークンが取引所上場前に体験できるのが特徴だ。

これにより、プレセール参加者はトークン取得後すぐにAIエージェントの実力を直接見届けることができる。これは、上場後に予想される急激な価格変動の前に、優位なポジションを確保できるという意味だ。

プレセールでの最終販売価格は0.0037515ドル（約0.54円）で決定している。その後は一般市場で流通が始まり、この価格で入手する機会は巡ってこないかもしれない。

第2四半期はAIとミームコインが主導 – MINDは両要素を内包

4月にはAI関連トークンが39.4％上昇し、市場全体の時価総額が3月の約6380億円（約44億ドル）から力強く反発した。この回復は他の暗号資産セクターを凌駕した。ミームコインは36.9％上昇し、分散型AIは16.3％増だったが、AIエージェント関連トークンが突出していた。

たとえばVirtuals Protocol（VIRTUAL）は165.9％上昇し、Artificial Superintelligence Alliance（FET）は49.8％上昇した。ai16z（AI16Z）は42.1％の上昇、Virtualsのaixbt（AIXBT）は56.3％上昇、AI Rig Complex（ARC）は109.6％上昇した。

4月だけではなく、これらのトークンの多くは5月に入りさらに加速している。記事執筆時点で、FETは55.5％の上昇、AIXBTは4月1日比で78.6％上昇している。

米連邦準備制度（FRB）が利下げ見送りを決定し、スタグフレーション懸念が高まる中、ビットコイン BTC +0.04%も再び14,500,000円（約100,000ドル）の水準にあることから、市場の勢いが戻っている。

AI関連だけでなく、ミームコインも勢いを取り戻している。CoinGecko（コインゲッコー）によれば、AIとミームコインが第2四半期における最も好調なトレンドだ。昨年の急騰を思わせる勢いが続いている。

強気のムードが広がる中、両セクターはさらなる上昇が期待されている。次の波を狙う投資家にとっては、MIND of PepeがAI技術とミームコイン文化の交点にある存在として際立っている。

MIND of Pepeはセンチメント分析からトークン発行まで網羅

まとめると、MIND of Pepeは暗号資産市場専用のAIトレーディングエージェントだ。X（旧Twitter）やRedditのような場所でリアルタイムに有力な情報（アルファ）が語られる箇所を自動で監視する。トレーダーによる投機やプロモーション、シグナル発信の現場からライブデータを収集する。

最新技術のRAG（Retrieval-Augmented Generation：情報取得拡張生成）を活用し、市場データやセンチメント分析を系統立てて取り込み、不確かな情報を整理して次に注目されそうなトレンドを予測する。要点を分かりやすくまとめて、MIND保有者向けダッシュボードに配信するため、初心者でも使いやすい。

このダッシュボードではエージェントと直接チャットできる機能もある。ただし通常のチャットボットとは異なり、暗号資産トレーダー向けに特化した大規模言語モデル（LLM）で会話や意思決定、トレードの思考が最適化されている。さらに意味的ベクトルマッチングによって、変化の早い相場やトレンドにも柔軟に対応できるよう設計されている。

市場の動きが静かな時期には、MINDが主導的に行動する。自律的機能により分散型アプリケーション（dApps）やブロックチェーンと連携、リアルタイム市場データをもとに新たなトークンを発行できる。その際、MIND保有者は一般より先に参加することができる。

バイナンスのチャンポン・ジャオ元CEO「大半のAIトークンは不要」 – MIND of Pepeの独自性

バイナンス（Binance）のチャンポン・ジャオ元CEOは、「大半の暗号資産AIエージェントには専用トークンは不要で、製品の市場適合性（プロダクトマーケットフィット）がなければ発行すべきではない」と繰り返し指摘している。「プロダクトマーケットフィットがある時だけトークンを発行すべきだ」と同氏は述べている。

On AI agents, I have an unpopular opinion:

While crypto is the currency for AI, not every agent needs its own token.

Agents can take fees in an existing crypto for providing a service.

Launch a coin only if you have scale. Focus on utility, not tokens.🙏

— CZ 🔶 BNB (@cz_binance) March 17, 2025

これこそがMIND of Pepeの大きな違いだ。単なるウェブサイト上の計画だけでなく、AIエージェントがトークン上場前に稼働する点で、初期参加者は実際に使えるプロダクトと連動したトークンを保有できる。

MINDはこのエコシステムの中核を担う。ダッシュボードやリアルタイムのインサイト、エージェントとの対話機能の解放がMINDによる。AIによる新トークン発行への優先参加権や、将来的にはプロジェクト運営に関与できるガバナンス機能も提供される予定だ。

長期保有者向けのステーキング機能もすでに稼働しており、現時点で年利256％にも達している。すでに約14億枚のMINDトークンがステークされており、コミュニティの期待感がうかがえる。

他プロジェクトがトークン発行の是非を議論している中で、MIND of Pepeは既に本格的なAIエージェントトークンの姿を示している。

MIND of Pepeプレセール、残り22日

残り22日となったプレセール期間中にMINDを特別価格で取得できるのは今だけだ。参加方法は、MIND of Pepeの公式サイトにアクセスし、Best Walletなどのウォレットを接続、イーサリアム（ETH）、テザー（USDT）、またはクレジットカードでMINDを購入できる。Best WalletはGoogle PlayやApple App Storeで入手可能だ。

コミュニティとの交流はXやテレグラムで行える。詳細は公式サイトを参照してほしい。

MIND of Pepe公式サイトを見る